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筆者は何を言いたかったか? [なんちゃって理論]

入試問題等で「筆者は何を言いたかったのか説明せよ」という種の問題が有る。
作家の遠藤周作氏は息子が問題集で自分が書いた文章についてその類の問題が有り、
答えをみたところ自分が言いたかったことと全く違う内容のことが答えだったそうだ。
これは問題有りな話だ。
1.入試問題で本来正解の人が不正解、不正解の人が正解になっている可能性がある。場合によっては
その「錯誤」により合不合格を分けた可能性さえある。
2.「筆者が何を言いたかったか」という問題を出すこと自体、筆者本人が出題する場合を除いては
おかしな話ではないだろうか。
国語の入試問題を作るのも楽ではないという話か。
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