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「閉店セール」への抗議に思う。 [ニュース]

本日2月14日、日本経済新聞朝刊文化面に、
「「いつも閉店セールおかしい!」東京都内の店舗 大学生調査、国に対応求める」
という記事が有った。
「この店いつも閉店セール中だけど、どうなっているの?」。こうした疑問から、
東京都内の小売店を調査した立教大法学部の学生6人が13日、「閉店セールを
いつまでも続けている店が多く、今買わないと損だと思わせるのは景品表示法違反の
有利誤認に当たる」として、消費者庁に対応を要望したということだ。
学生は真面目な気持ち、自分たちの勉強を日常生活に実践的にぶつけてみて、こうした
行動を取ったのかもしれない。
私は、この件はこの件で、学生の積極的な行動として賞賛する気持ちがあるが、ただ一つ
懸念している。それは・・・。
これを機に同様の”訴え”が増えることだ。地元にも似たように”閉店セール”を年中行っている
店が有るが誰も文句を言わない。恐らく、売れない店の精一杯の努力として不問にしている、
もしくは誰も信じていない(笑)からだろう。先日昨今はインパクトの多いネーミングが
増えているというブログ記事を書いたが、その中で一つ懸念材料として、誇大表現として
公取などに訴えるような声もあがるのではないかと書いた。(下記ご参照)
http://mistta.blog.so-net.ne.jp/2015-02-12-2
なんとも、その危惧が当たってしまう恐れがある。言葉遊びのような遊び心を大人の態度で
受け入れる度量は残して欲しいものだ。ギスギスした社会の到来は歓迎できない。


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