動中静

「どうちゅうのじょう」と読みます。
禅の言葉。

どんな環境にいようが、周りの騒がしさに包まれていようが、いつも心静かな
状態に保つこと。「動中静」という禅語は、その大切さを説いたものです。

日常生活で呆れるような意見を声高に叫ぶ人、周囲まで無気力にさせるようなことを
言う人、近くにいるだけで心を乱されそうな人。

そのような逆境に身を置いても丹田に意識を集中してゆっくりと呼吸を繰り返し
心の揺れを抑える。

自分で息を整えて平常心に戻す。その教えに従い動中静を身につけよう。