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投信残高6兆円減  10月、世界的な株安続き リーマン危機以来の減少幅 [今日の日経記事から]

投資信託の運用資産残高が10月に約6兆円目減りし、10年ぶりの減少幅を記録した。世界的な株安が続いた結果、株式を組み入れる投信の評価額が低下した。足元で世界の株式相場は落ち着きを取り戻しつつあるものの投信を保有する個人投資家の懐は痛んでおり、心理面の回復には時間がかかる可能性もある。

QUICK資産運用研究所によると、一般に広く販売されている公募投信の資産残高は10月末時点で110.2兆円と前月末比で6兆600億円強(5%強)減少した。世界の株式相場の動きを示す「MSCIワールド指数」は10月に7%強下落している。投信資産の単月での落ち込みとしては、リーマン・ショック直後の2008年10月(約11兆600億円減)以来の大きさとなった。

三菱アセット・ブレインズ(東京・港)によると、個別の投信で運用資産の落ち込みが最大だったのはレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」で、735億円減少した。9月28日時点で最も多く保有していた米アマゾン・ドット・コム株が大幅に下落したことなどが響いた。年初まで人気のあったテーマ型投信の残高減少も目立つ。日興アセットマネジメントの「グローバル・ロボティクス株式ファンド」はシリーズの2本合計で1363億円減少。新興国関連も厳しく、野村アセットマネジメントの「野村インド株投資」は404億円減少した。

投信資産の目減りは株安で評価額が下がったためで、資金はむしろ流入した。追加型株式投信には10月、1兆7000億円程度流入した可能性がある。

世界景気の失速。そうとは決めつけられないが不安を感じる数字ではある。

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