デジカメ市場縮小 国内350万台、ピークの3割 [今日の日経記事から]
デジタルカメラ市場は縮小傾向が続いている。カメラ映像機器工業会によると、2017年の国内向け出荷台数は約352万台(コンパクトデジカメを含む)。ピークだった08年(約1111万台)と比べ3割程度まで落ち込んでいる。スマートフォン(スマホ)の普及が背景にある。レンズ交換式カメラでは、一眼レフの出荷減少が続く。対照的に伸びているのが、ミラーレスだ。
当初、各メーカーの姿勢の違いは鮮明だった。ソニーが大型画像センサーを搭載した高級ミラーレスを販売してきた一方、キヤノンやニコンは一眼レフに注力。高級市場で出遅れていた。
そのキヤノンやニコンも秋以降、フルサイズセンサー搭載の高級モデルを相次ぎ投入。キヤノンは10月に「EOS R」(店頭価格25万6000円前後、本体)を販売した。ニコンも9月に「Z7」(同43万7000円前後、本体)を投入、11月下旬には価格を抑えた「Z6」の発売も控える。
年末年始のミラーレス商戦は盛り上がりそうだ。
それにしても技術革新の速度には驚くばかりだ。
デジカメが普及しだした頃が遠い昔に感じられる。
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