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LINE、文章理解などAI技術を開放 自社基盤の拡大狙う [今日の日経記事から]

LINEは自社開発の人工知能(AI)技術を外部に有償で開放する。対話アプリやAIスピーカーで培った技術で、文章を理解するなどの活用ができる。AI技術は米グーグルなども外部開放している。LINEは技術を企業や技術者に普及させ、サービスの幅を広げる。AIの利用を増やし、言語理解能力などの性能向上にもつなげる。米IT(情報技術)大手を追う。

LINEは19年前半から順次、技術の提供を始める。AIの専門人材が世界で不足する中、専門家がいない企業もAIを使った高度なサービスを開発できるようにする。

まず日本語で書かれた文章や文脈の意味を理解し、解釈できるAIを対象にする。対話アプリなどを通じ消費者が質問すると、AIが自動回答する「チャットボット」の開発などに生かしてもらう。手書きや印刷された文字をカメラで読み取る技術も提供する。印刷された資料の文章をデジタルデータに変換し、翻訳ソフトで多言語に訳すなどの利用が考えられる。 開発するサービスはスマートフォン(スマホ)のLINEアプリと連動させる必要はないが、LINEは自社技術を使う技術者や企業が増えればLINEアプリで動いたり連携できたりするサービスが充実すると見込む。アプリの利用者が増えれば、広告や金融サービスの収入増につながる。

AI技術の外部提供を巡っては、グーグルが高度なプログラミング能力がなくても画像認識のAIシステムを作れるサービスなどを提供している。米アマゾン・ドット・コムは中核技術の商品推薦システムで、有償での開放に乗り出す。

IT大手は様々な製品やサービスを開発する基盤となるAI技術を開放することで、オープンイノベーションを進める狙いがある。自社のサービスと関連した製品やサービスが増えれば、自社のサービスの利便性が高まり、利用者増につながる好循環を描けるからだ。


これは非常に興味深い。LINEともなれば、機械学習に提供できる情報量の絶対数に期待できる。
要注目!
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