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ユーロ20年 冷めた熱狂 [今日の日経記事から]

2019年1月1日に導入20年を迎える欧州の単一通貨ユーロ。ギリシャの離脱の可能性まで議論された債務危機をひとまず乗り切り、11カ国で始まったユーロ圏は19カ国まで拡大した。だが歴史の節目を祝う熱狂ムードはない。危機を招いた域内不均衡という問題への対応は道半ば。足元では主要国のイタリアやフランスでもポピュリズム(大衆迎合主義)が勢いづくなど逆風が吹く。

「通貨統合が全ての国で期待された利益をもたらしたわけではない」。15日、イタリア北部ピサでユーロ20周年の記念講演をした欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はユーロが抱える課題を率直に認めた。

ルーマニアなどユーロ加盟をめざす国は限られ、ユーロ圏拡大の機運は盛り上がりを欠く。「米ドルが唯一の通貨の時代は終わった」(サルコジ元仏大統領)と勇ましい言葉が飛び交った10年前の雰囲気とはほど遠い。


ブレクジットを皮切りにEUの混迷が如実になった感がある。
ヨーロッパの平和という理念は素晴らしいが・・・。
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