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話題の株ラクスル 運送向け新サービス好感 [今日の日経記事から]

25日の東京株式市場で印刷サービスを手掛けるラクスルの株価が続伸した。一時前日比10%(251円)高の2825円まで急伸し、チャート上に「窓」と呼ばれる空白が生まれた。24日に運送会社間の受発注を仲介するサービスを一般貨物向けで展開すると発表。同サービスへ物流大手が相次いで参加表明した。事業拡大が期待され、国内外の投資家から幅広く買いが入ったようだ。

終値は8%高の2779円だった。18年5月末に東証マザーズに上場。同9月末に上場来高値(3930円)をつけてから材料に乏しく、下落傾向に転じていた。野村証券が19年1月9日に「買い」の投資判断でカバレッジを始めるなど市場の注目が再び高まっていたところに新サービスが発表され、動意付いた。

新サービスは運送会社が受注案件や空車情報をラクスルのシステムに登録し、運送会社間で配送をスムーズに委託しやすくする。運送会社は余剰の配送能力を他社に回して配送効率を高められる。他社の繁閑状況を知るには従来、電話やファクスでやり取りすることが多かった。


大手物流のハマキョウレックスやコクヨの物流子会社コクヨロジテム(大阪市)が同サービスに参加表明した。ラクスルの松本恭摂社長は「将来は4万社の運送会社に導入したい」と意気込む。

注目はラクスルと資本提携するヤマトホールディングス(HD)の動向だ。他の中小物流会社をサービスに引き入れる呼び水効果があることから、「ヤマトHDが参加表明すれば一段高につながる」(国内証券)との見方があった。


人手不足に悩む物流業。問題解消の一助となって欲しいものだ。
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