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シーサイドライン、利用者困惑 再開めど立たず [今日の日経記事から]

横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(同市磯子区)で自動運転の車両が逆走した事故で、シーサイドラインは3日も始発から全線で運行を見合わせている。車両が逆走した原因が分からないままで、運行再開の見通しは立っていない。「再開はいつになるのか」。各駅では代行輸送のバスを待つ人で長い列ができるなど混乱した。

事故は1日午後8時15分ごろ発生。新杉田発並木中央行き(5両編成)が約25メートル逆走し車止めに衝突し、乗客14人が重軽傷を負った。


シーサイドラインは新杉田駅と金沢八景駅(同市金沢区)を結び、14駅あり、平日は1日約5万人が通勤や通学で利用する。沿線には工業地帯が広がり、自動車部品や食品メーカーの工場のほか、大学病院や大学キャンパスも並んでいる。


運営会社「横浜シーサイドライン」(金沢区)は代行輸送のためバスを用意した。事故が発生した新杉田駅では3日朝から、駅員が「代行輸送の利用をお願いします」と呼びかけ、駅前のロータリーではバスを待つ数百人が長い列をつくった。


バスが渋滞で遅れ、同市神奈川区の男性会社員(42)は「もう30分以上待っている」と疲れた様子。「これでは仕事に影響が出かねない。今日は早めに出てきたが、明日はもっと早く出ないといけない」と話した。


新杉田駅から5駅先の職場に向かう女性保育士(37)はバスの混雑ぶりを見て京急線で迂回するという。「沿線には会社などがたくさんあり早朝は利用者が多い。運営会社にはもう少し事故後の対応もしっかりしてほしい」と語った。


金沢八景駅でも駅前のバス停に数百メートルの列が発生。沿線の病院に向かう80代男性は外来の予約時刻に間に合いそうになく「病院で断られたらどうしよう。抗がん剤治療で通院しなければならず、運行停止が続いたら大変だ」と戸惑う。


勤務先に携帯電話で「遅刻する」と連絡した男性会社員(43)は「安心して乗りたいので、しっかりと原因を突き止めてほしい」としながらも、「明日からは家を早く出るか、タクシーを使わないといけない」とため息をついた。


一方、沿線で自動車部品製造を手掛けるニッパツの本社・横浜工場(横浜市金沢区)では、始業までに出社できた従業員はまばらだったという。自家用車で出社した担当者は「バスに乗れずに遅れるとの連絡が相次いでいる。シーサイドラインの運転再開まで混乱が続きそうだ」と話した。

【所感】
 シーサイドラインではないが、モノレールを利用しているので他人事ではありません。
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