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教科書通りではあった馬謖 [三国志]

泣いて斬られた馬謖。
だが、彼の失敗は”一応は”教科書の教えを守ったものだった。

1.山越えは、谷沿いに進み、視界が開けた高みに陣取る。
2.将、軍に在りては君命をも受けざるところにあり。

この2つのセオリーを孔明の指示より優先した馬謖。

だが、残念だったのは、孔明の教えを最優先すべき局面だったこと。

中途半端な知識が彼の首を絞めた。実践派の劉備は馬謖の短所を見抜いており、
実践と理論のバランスが理論に偏重している馬謖の危うさを見抜いていたのかもしれない。
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