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アジア株投信、資金流出拡大 16カ月連続、17年ぶり長さ 中国関連多く [今日の日経記事から]

個人投資家がアジアの株式を組み入れた投資信託を手放す動きが広がっている。アジア株関連の投信は1月まで、月次ベースで1年4カ月連続で資金流出となった。2002年4月~03年7月以来、17年ぶりの長さだ。2月も10日時点で5億円の流出超過。長引く米中の貿易対立にくわえ新型肺炎の広がりを警戒して、個人が見切り売りを出しているようだ。

投信分析ソフトのモーニングスター・ダイレクトを使って、アジア株投信160本のデータを調べた。2018年10月から20年1月までの合計で1980億円が流出した。20年1月末の純資産額は9210億円と1年前に比べて1割強減り、09年以来約11年ぶりの低水準となった。


特に売りが出ているのは中国株関連投信で、同じ期間に48本から計1110億円が流出した。UBSアセット・マネジメントの「UBS中国新時代株式ファンド(年1回決算型)」は同期間で437億円が流出。アセットマネジメントOneの「マシューズ・アジア株式ファンド」や大和証券投資信託委託の「フィリピン株式オープン」も売りが目立った。


中国などアジア圏の株価は貿易対立や新型肺炎の感染拡大を背景に値動きが振るわない。日興リサーチセンター資産運用研究所の藤原崇幸主任研究員は「個人投資家は先行きの不透明感の強さから、アジア株への投資をためらっている」と話す。

【所感】
これは心配な現象である。

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