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読書ご紹介その1110・・・「 Disney ミッキーマウス 「まっすぐ」仕事論 MICKEY MOUSE THEORY OF WORK」 [読書]

本書で紹介されている仕事観に関する、言葉の
一つひとつに重みを感じる。納得する。唸らされる。

仕事をする上で大切なことが、ミッキーマウスの脱力させる挿絵を添えて書かれていて、読みやすい。
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お酒の飲み方 量より質へ  ロシア [今日の日経記事から]

ロシアで都市部を中心にアルコール離れが進んでいる。健康志向の高まりを背景に飲まない若者が増加。プーチン大統領が推し進めてきた節酒政策も浸透した。ウオッカの消費量は減少傾向が続き、お酒の嗜好は量より質へと移っているとみられる。短い平均寿命に密造酒による中毒死――。長らく社会問題とされてきた"暴飲"のイメージを塗り替えつつある。

11月下旬、週末を前ににぎわうモスクワ中心部のレストラン。友人と食事に訪れた会社員のアレクセイさん(24)は迷わず紅茶を注文した。「お酒は記念日やパーティーでワインを少し飲むだけ。アルコールなしでも体は温まるし飲み過ぎて後悔することもなくなった」と話す。

アルコール度数が高いウオッカで知られるロシアだが、このような意見は珍しくない。全ロシア世論調査センターが9月に実施した飲酒頻度の調査では「毎日飲む」と答えたのは1%のみ。「飲まない」は40%で2009年(26%)から増えた。18~24歳では57%と2人に1人を超える。政府統計によると、ウオッカの販売量は16年に1人当たり6.6リットルと1999年の15.2リットルから半分以下に
なった。

背景には健康的なライフスタイルへの憧れがあるようだ。スクボルツォワ保健相はアルコール消費量や喫煙者が減ったのに対し、スポーツをする国民の割合が増えたと説明する。国内のランナー数は150万人以上とここ数年で急増した。欧米文化の影響もあり、都市部では肉や魚に加え、乳製品も避ける完全菜食主義「ビーガン」向けのメニューを提供する店も多い。

政権の方針も影響した。プーチン氏はほとんど酒を飲まず、外遊中に酔っ払ってダンスを披露するなど大酒飲みで名をはせたエリツィン元大統領とは対照的だ。健康増進のため05年に酒類の製造・販売業者への規制を強化。免許制でウオッカの製造を制限し、駅などの公共施設や夜間のアルコール販売、メディア広告を原則禁止するといった政策を打ち出してきた。購入可能な年齢を現在の18歳から21歳に引き上げる案も出ている。

代わりに勢いを増すのがノンアルコール飲料だ。ビール大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ・エフェスによると、ロシアのノンアルビール市場は17年に1割伸びた。バーテンダー協会のセルゲイ・コルベエフ代表は「健康ブームで、砂糖を抑えて新鮮なハーブや果物を使ったノンアルのカクテルが新たな流行になっている」と指摘する。

モスクワでは8月に砂糖をほとんど使わないカクテルを看板メニューに掲げた「レスシュガーバー」が開店した。医師から食事制限を受けた女性2人が発案し、ハチミツや樹液由来のシロップなどを使ったノンアルを含む独自のカクテル20種以上を提供する。「悪酔いしにくいと好評」(創業者のアンナさん)で訪れる若者が絶えない。アルコール輸入販売大手シンプルのマクシム・ポルキン氏は「飲酒量よりも質が重視されるようになってきた」と分析する。

ロシアでは過去に節酒令が出ては失敗してきた。ソ連時代にはゴルバチョフ政権が反アルコール・キャンペーンを展開した。酒類の価格を引き上げた結果、密造酒がまん延し、製造に使う砂糖の品不足や密造酒による死亡事故の急増を招いた。91年のソ連崩壊後の混乱を受け、消費量は再び増加。ストレスが原因とみられるアルコールへの依存が高まり、男性の平均寿命は一時58歳まで落ち込んだ。

現在も規制の強化で非合法なウオッカが横行しているとの懸念は根強い。16年には東シベリアでウオッカ代わりに入浴剤を飲んだ70人以上が中毒死した。モスクワの美術館では酒に酔った男が名画を破損する事件も5月に起きた。酒にまつわる悲劇は続くが、男性の平均寿命は過去最高の66.5歳まで延び、政権は成果を強調する。「国難」(プーチン氏)とされてきた過度の飲酒に別れを告げる日は近いのかもしれない。

酒と健康。他人事ではない。なかなか興味深い記事。

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