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ジョンソン次期首相「英国 再び団結させる」 [今日の日経記事から]

次期英首相に就任する前外相のボリス・ジョンソン氏は23日、与党・保守党の党首選で勝利を決めた後の演説で「私たちがなすべきことは欧州連合(EU)からの英国の離脱を実現し、国を再び団結させることだ」と述べた。合意なき離脱も辞さない強硬派のジョンソン氏に対しては党内だけでなく、ほかの欧州諸国からも期待と警戒が入り交じる声があがる。

ジョンソン氏は演説で「私たちがなし遂げようとしていることをできると信じよう」と述べ、「10月末に実現する」と明言しているEU離脱への協力を求めた。23日に党首選での勝利を決めたジョンソン氏は24日午後(日本時間同深夜)、現職のメイ氏にかわり英首相に就任する見通しだ。

ジョンソン氏が次期首相に決まったことについて、保守党内の強硬離脱派は歓迎の姿勢だ。入閣も取り沙汰されるリースモグ議員は「ジョンソン氏はとても賢明だ」と持ち上げた。トラス議員も「ジョンソン氏の使命は英国を団結させることだ」とツイートした。


一方、党内の親EU派は反発する。ミルトン教育担当閣外相は23日、ジョンソン氏の離脱方針に賛同できないとして辞任を表明した。ハモンド財務相やガーク司法相など党ベテランも新政権への入閣拒否を宣言した。メイ氏はツイッターで「離脱実現へ一緒に活動する」と表明した。


EU諸国の首脳らにも祝意と警戒がある。


「これから難しいタイミングになる。ジョンソン氏とよい関係をつくるのが大切だ」。11月に次期欧州委員長に就任するフォンデアライエン氏は23日、訪問先のパリで語った。同氏は10月末の離脱期限の延期を事情があれば容認する姿勢だが、離脱条件を定めた離脱協定案の再交渉には応じない構えだ。


同氏との会談にのぞんだフランスのマクロン大統領は「メイ氏はEUの機能を妨げなかった」と述べ、離脱まではEUのルールに従うようクギを刺した。次期EU大統領に就くベルギーのミシェル首相は「英離脱など大きな困難が待ち構えている」とツイートした。


ドイツのメルケル首相は報道官を通じ「独英は将来も緊密な友好関係を維持すべきだ」とコメントした。現在の欧州委員会からは、ティメルマンス第1副委員長が記者会見で「合意なき離脱は双方の悲劇だ」と話した。

【所感】
 強硬派と評価されているのが気がかりなジョンソン氏。
 だが、ことは英国のみならず、EU,ひいては世界に影響が及ぶ話。
 穏当な離脱を祈りたい。

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読書ご紹介その1202・・・「図解で身につく!MBAの思考法」(池上重輔氏著) [読書]

適度な情報量に、図解を多用したわかりやすさ。

他の文字だらけの分厚いMBA関連と比較すると、
格段にとっつきやすい。挫折しない。

バランスシートの純資産を資本と表現していたり、
これからはグローバル化の時代など、
書かれた時代故のご愛嬌表現には目を瞑ろう。
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今日の一言その3634 [今日の一言]

軌道修正
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