既得権益という名の悪弊

既得権益という言葉にはどうも不正な、不公平なものを感じる。
たまたま、その土地の地主だから働かなくても得られる収入。
生まれながらにして努力をしなくても得られる権利。
何か不自然なものを感じさせながら、合法的に差別的に得られる利益。余程欲の無い人間でなければ既得権益は保持したい
ものだろう。
ただ、自分が既得権益に縁が無い人間だからそう思うのか、”世の中全体”という観点で真面目に考えているのか、
自分では判断がつかないが、既得権益というものは”善”か”悪”かと問われれば、間違いなく”悪”だと言える。
”不労所得”あるところ、その見返りに報いられない労働を提供している人がいないと”資本主義市場のゲーム”は
成り立たない。既得権益は悪弊。決して私の僻みではないはずだ。