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郭嘉・・・冷静な分析能力の持ち主 [三国志]

郭嘉は曹操の参謀だが、曹操に仕える以前に哀紹に招かれた。だが、「哀紹は好んで人材を集めるが、人材を使いこなせない。
謀を好むが決断力が無い」と自らが身を委ねるべき主ではないとして固辞している。
曹操がその哀紹と戦う前にも当時のお互いの領土や国力等から下馬評では断然哀紹有利と言われていたが、
郭嘉は十の理由を挙げて曹操の方が優れていることを説明し、結果は郭嘉の指摘した通りになっている。
郭嘉は特に状況判断に優れていて、当時孫策という江東の人物がやはり英雄として名声を得ていて、曹操の政敵になるのでは?
と周囲は警戒していたが、「孫策は土地の有力な人物を平気で殺し、その人物の部下をそのまま自分の部下にしている。
彼の殺した相手は人望があり、将来その人物の部下が仇を取る為に孫策を暗殺するだろう。彼を警戒する必要は無い」
と述べ、その後孫策は暗殺された。
惜しいことに郭嘉は能力は優れていたが、40にならず病死している。郭嘉死後、曹操は赤壁の戦いで敗れた際に、
「郭嘉が生きていればこんな目に遭わなかっただろう」と曹操らしくない弱音を吐いたとされている。それだけ
曹操は郭嘉を信頼していたという逸話だ。
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kmc-tai

人物を替えれば、現代の話のようです。
三国志が今でも色あせないのは、
人間がほとんど進歩していないからでしょうか・・^^;
by kmc-tai (2008-12-31 12:39) 

いけ麺

読み継がれる話は、やはり素晴らしいものがありますねー!
良いお年を~ヽ(^。^)ノ
by いけ麺 (2008-12-31 15:21) 

mistta

>kmc-taiさん
nice&コメントありがとうございます。
人間の本質はそれ程変わらないとも言えると思います。

>いけ麺さん
nice&コメントありがとうございます。
いけ麺さんもどうぞ良いお年を。
by mistta (2008-12-31 16:00) 

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