ゴーストライターその３

偏見かもしれないが、アスリートや芸能人が本を出すと、ゴーストライターの存在を
すぐ疑う。とは言え、その可能性は高いだろう。ゴーストライターはどのように作品を
書くのだろうか。
推測であるが、ある程度当人にインタビューする等相応の”当人の思想・意見”を
反映させているはずだ。
ゴーストライターが書いた内容に問題が有り、当人のイメージダウンを招いた場合は
どうするのだろうか？私が知らないだけで事例は有るのだろうか。そう考えると、
最初からゴーストライターは無難な内容にまとめるか、当人のブレインなりが内容を
チェックするなどして、”事故”を未然に防いでいるのかもしれない。
今、日経新聞の「私の履歴書」は王さんが連載している。私はゴーストライターが書いている
と思う。仮に想像が当たっている場合、内容がつまらず王さんのイメージを損なうという
不安とゴーストライターは戦っているのかなどと余計なところに思いが巡る。
もっと言ってしまうと、ゴーストライターへの報酬は、払う側、受ける側はどのような
経理処理をしているのかなどと考えると、興味深い。ゴーストライターは案外、出版媒体の
記者あたりではないかと推測しているが、はずれだろうか。