読書ご紹介その３１０・・・「会社コンプライアンス内部統制の条件」（伊藤真氏著）

過去にブログ記事でも何度か紹介した通り、コンプライアンスをあまり肯定的に受け止めて
いない私。本書は、そんな私のような人向けの本。そして、この本を読んで少し
コンプライアンスについての考え方を改めようと思った私。
本書は、まず会社のコンプライアンスとは何かを説明し、コンプライアンスが日本に
普及した背景について言及。さらには、日本人がコンプライアンスに抵抗がある
理由を述べている。
そして、コンプライアンスが果たされないとどうなる？という仮定からコンプのライアンス
の重要性を説いている。
変に法律用語を多用したりせず、わかりやすい説明で納得のいく理屈で本書は、
コンプライアンス内部統制の定義、重要性を説いている。
私は読んで良かったと思っています。コンプライアンスに後ろ向きな見方をして
いる方に、ご一読をお勧めしたい本です。