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曹操に倣いたいこと [三国志]

曹操は、その能力、人的魅力といった人間の総合力といった測り方をすると、三国志だけでは
なく、東洋の中でも傑出した人物だったと思う。

屯田制導入、法治主義、積極的な人材登用、果敢な用兵、そして、詩などの芸術の才能・・・。
東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチとでも言うべきか。

能力的、そして人間の器はとても真似出来るものではない。だが、倣うべきことは倣いたい
もの。それは・・・。

果敢な決断力と実行力。曹操と諸葛亮を比較するとき、曹操が優る点を挙げよと言われたら、
決断力を挙げたい。例えば、官渡の戦いの際、袁紹配下の許攸の投降を受け入れ、彼の
情報に賭けて、兵糧集積地の奇襲を決断して勝利を収めている。慎重な諸葛亮では恐らく、
出来ないこと。孟達の寝返りを有効活用できなかった彼には優柔不断さが少なからずあった。

そして、実行力。良いと思ったことはすぐに実行する。他人の助言を聞くだけではなく、
すかさず実行に移す。

曹操は先延ばしせず、論理的に素早く物事を考えて決断し実行する人だった。勿論失敗
もあったが、失敗の原因を分析して次の成功に結びつける努力や工夫を繰り返した。

人物の是非は別として彼の決断力と実行力を倣いたい。
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