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読書ご紹介その704・・・「文は一行目から書かなくていい」(藤原智美氏著) [読書]

本書は「文をあまり長くダラダラ書くな」とか、「主語と動詞を近くに書け」という
ような指南書ではない。

ちなみに軽くネタバレすると、タイトルの「文は一行目から書かなくていい」は、
どうせ書いて読み直すから(推敲するから)一行目にこだわる必要は
ないという意味。

【読んで印象に残ったこと】
・コピー&ペーストが文章を殺す。
・デジタル化時代になって思考が水平的になり、文脈を読まない、読めない人が
増えてきた。
・明確な書き手の視点が必要。
・書き手は自分が使う語に慎重さが求められる。

【著者がもっとも言いたいと思えること】
・「伝わる」文章を書く秘訣は日々の心の動きをないがしろにせず、自分の
内面に目をとめてそれを言葉に残しておくこと。

その他電子書籍と紙の書籍についての考察や、インターネット時代の
文に関する考え方など興味深い考えを示しており、色々と考えさせられ、
ためになった一冊。
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