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英産業界「忍耐の限界」 EU離脱交渉停滞に危機感 [今日の日経記事から]


英国の欧州連合(EU)離脱を討議した17~18日のEU首脳会議で目立った進展がなかったことに対し、英産業界は懸念や失望を表明した。英産業連盟(CBI)は「英企業の忍耐は限界に近づいている」との声明を出した。激変緩和の措置である移行期間を設けることが「雇用と投資を守る最優先事項だ」と強調し、早期の打開を求めた。


18日までブリュッセルで開かれたEU首脳会議では、懸案の英・アイルランド国境を巡る溝が埋まらず、離脱条件などの合意に至らなかった。「最大限の進展」を前提とする11月の臨時首脳会議の開催は白紙となり、合意のない無秩序離脱の懸念を払拭できなかった。


CBIのキャロリン・フェアバーン事務局長は18日の声明で「週を追うごとに企業は(合意なし離脱に備えた)緊急計画を加速し、投資や雇用に影響している」と指摘した。交渉を進めるための打開策として、移行期間を延ばす選択肢が首脳会議で浮上したことについては「合意を容易にするのであれば歓迎される」との考えを示した。


英小規模企業連盟(FSB)は同日、進展がなかった首脳会議に「企業は失望している」との声明を出した。足元の交渉行き詰まりは「不透明感と合意なし離脱の可能性を高めている」と指摘した。

EUを抜けた英国の混迷。
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