読書ご紹介その413・・・「この国の冷たさの正体」(和田秀樹氏著) [読書]
サブタイトルは「一億総「自己責任」時代を生き抜く」
なんとなく、そんなことを感じていたことを具体的事実を列挙して、おかしな点を論理的に
指摘してくれた一冊。
和田氏も「自己責任」という言葉を良く思っていない。そんな言葉は、自分の責任を
誤魔化すために、個人に責任をなすりつけているだけ。
はっきり言ってしまえば、国が政策の失敗や、これから打とうとする手段を「自己責任」
という言葉を使い、自己正当化する。
したたかに生きることが重要。自己責任という言葉が発する自分を責める考え方
から免れることが大切。何よりも弱者に優しい心を持ち、いざ自分が弱者になっても
「人生終わり」などと悲観しないように備えることが大事。
和田氏のクールな考え方の中にも、鬱の人や生活保護を受ける権利が有りながら世間の目を
気にして権利を使えず苦しんでいる人への同情、そして、彼らへの思いやりの心を
持つことの呼び掛けに賛同する。
自分の心で思っていたことがはっきりし、そして、「国の冷たさ」それが覆う空気に
負けず生きていく決心を強くした。
なんとなく、そんなことを感じていたことを具体的事実を列挙して、おかしな点を論理的に
指摘してくれた一冊。
和田氏も「自己責任」という言葉を良く思っていない。そんな言葉は、自分の責任を
誤魔化すために、個人に責任をなすりつけているだけ。
はっきり言ってしまえば、国が政策の失敗や、これから打とうとする手段を「自己責任」
という言葉を使い、自己正当化する。
したたかに生きることが重要。自己責任という言葉が発する自分を責める考え方
から免れることが大切。何よりも弱者に優しい心を持ち、いざ自分が弱者になっても
「人生終わり」などと悲観しないように備えることが大事。
和田氏のクールな考え方の中にも、鬱の人や生活保護を受ける権利が有りながら世間の目を
気にして権利を使えず苦しんでいる人への同情、そして、彼らへの思いやりの心を
持つことの呼び掛けに賛同する。
自分の心で思っていたことがはっきりし、そして、「国の冷たさ」それが覆う空気に
負けず生きていく決心を強くした。
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