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劉璋は菅首相よりトップとして立派・・・。 [三国志]

冗談ではなく、本心である。劉璋については三国志の陳寿の評も「能力が無いにも関わらず、一州の
長であったことは分不相応であり、劉備に国を奪われたことは同情に値しない」と手厳しい。
もっとも、この評は劉備擁護の為に劉璋が捨石にされている感がある。
彼は益州で増税や重い賦役で人民を苦しませるようなマネはせず、人民を惑わすような悪政を行って
糾弾されるようなことは無かった。張松や法正といった能力を自負しながら重用されないと恨まれた
一部の臣下に不評だっただけだ。もっとも、それが彼の不幸の始まりだったが・・・。
劉備に攻撃された際に臣下が住民を城に入れて、井戸に毒を混ぜ、畑を根絶やしにし、劉備の軍が
進軍しても駐屯出来ないようすべきだと進言されても、「民を守って国を安んじたことは聞いたことが
あるが、民を盾にして国を安んじた例など聞いたことは無い」と言って拒絶した。この一言に劉璋を
「善言を守った」と評価する史家は多い。少なくとも震災の復興を遅らせ、国民に不安を不満を与え
続けながら、「支持率1%になっても辞めない」と居座る「民を平然と盾にしかねない」菅首相より
トップとして立派であると思うのは私だけではないだろう。
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