楽（ラク）だけならば、楽しからず。

楽ばかりの毎日。自堕落という言葉しか思いつかない。苦あってこその人間。
その苦が”娯楽の時間が減った”くらいで、何ら労力を伴う人への貢献が無い生活だったら、
それは楽しいではなく、安楽というもの。

安らかで楽しいではなく、安っぽく楽な生活。それでは楽しくなさそうだ。

苦あればこその楽。享楽だけの人生では意味が無い。働いて、人の役に立ち、世のために
なり、その褒美であるかのように、ごく限られた時間を楽しむからこそ良いのだろう。