ポイントカードのポイントの価値

ポイントカードのポイント利用は消費者のメリットでもあるが、それにより”固客化出来る”
という売り手側の利点もある。

消費者側から見ると、このポイントをどう利用出来ているかで、”本当にトクしている”
のか、ポイントの価値が上下する。

本当にその店の商品が好きで、そこで重点的に品物を購入するならば、ポイントは
現金に近い価値が有る。

ポイントが購入額の５％つく仕組みならば、他のポイントのつかない同様の
品物を10万円買えば、10万円の買い物しか出来ないが、該当品を買えば10万5千円の
買い物ができることになる。

この5千円の差。同じ支出額でこの差は無視できない。何せ低金利の時代。5千円の利息を
一年で産むには莫大な預金が必要になる。

ポイントカードを何枚も持っているのは邪魔くさいが、戦略的に同一のポイントカード
属性の商品を購入するのは賢いと言えるかもしれない。

もっとも、こんな風に考えている段階で売る側の目論見にまんまとはまっているかもしれない（笑）。