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トルコ、対ロ輸出5割増 中立で実利、原油は購入増 [今日の日経記事から]

ロシアのウクライナ侵攻を受けてトルコの貿易が拡大している。2022年の対ロシア輸出が5割強のペースで伸びているほか、割安な原油の購入も増やした。中立の立場を貫くトルコが実利を得ている構図で、米欧日の対ロシア制裁の抜け穴になる恐れがある。

トルコ統計局が30日発表した貿易統計によると、2022年1~11月の対ロシア輸出額は80億ドル(約1兆円)と、前年同期に比べて55%増えた。製品別の内訳は公表していないが、貿易団体によると化学製品や電気製品、衣料品などの輸出が伸びている。いずれも米欧企業がロシアから撤退している分野だ。

輸入も2.1倍の543億ドルに膨らんだ。米欧が取引を控えて割安になったロシア産原油の輸入を増やしたことが影響した。

トルコはロシア以外にも輸出を増やしている。貿易統計によると、トルコの輸出全体は14%増えた。

トルコは国連とともにロシア、ウクライナとの穀物合意を主導し、ウクライナ産穀物の輸出再開を実現した。トルコ中堅船会社パール・ナバルのギュルハン・ブラク・アルコチ代表は「侵攻開始当初は大打撃だったが、結局は売り上げ、利益ともに倍増した」と明かす。

国連によると、トルコは穀物船の行き先でスペイン、中国に続き3位。トルコを経由して最終目的地に運ばれるケースが多く「仲介役」として実利を得ている構図だ。
【所感】
感心できないトルコの行為。戦争終結に向けての貢献を願う。
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