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ウクライナの識者、ベラルーシ核配備に懸念 「使用の可能性」 [今日の日経記事から]

ロシアのプーチン大統領がベラルーシに戦術核兵器の配備を始める方針を示し、ウクライナで懸念が広がっている。現地専門家は核使用の可能性が「かなり高い」と指摘。西側諸国によるウクライナ支援をけん制したり、ベラルーシから核攻撃することでロシア側の責任を曖昧にしたりする狙いがあると警鐘を鳴らす。(1面参照)

ロシアのプロパガンダなどに対処するウクライナの非政府組織「ロシア侵攻に対抗する国際センター(ICCRA)」で副所長を務めるドミトロ・グロマコフ氏が日本経済新聞のオンライン取材に応じた。

プーチン氏は6月16日に最初の核弾頭が既にベラルーシに到着したと主張した。グロマコフ氏はベラルーシで「ソ連崩壊後に閉鎖された核貯蔵施設の復旧などの準備が進んでいる」とする一方で「核兵器はまだ来ていない」との認識を示した。

ロシア側は当初7月に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の直前に核配備を完了するという計画を示していた。グロマコフ氏は「(貯蔵施設などの)準備さえ整えば、いつでも都合の良いときに引き渡される」と述べた。

【所感】
 窮鼠猫を噛むという。追い詰められたプーチンが馬鹿なことをしでかさないことを心から願う。
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