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フランダースの犬 [レトロ]

クリスマスシーズンに明るい町並みを歩いていると、何故かふと思い出すのが、昔子供の頃、アニメで見た「フランダースの犬」だ。
貧しいが、絵を描くのが好きな優しい少年ネロ。彼はとても可愛そうな少年である。町の名士というか有力者に放火の疑惑を
持たれ(完全な濡れ衣だったことが最後に判明するが)、村八分にされ、最後の望みの絵のコンテストも残念ながら入賞出来ず、
最後は愛犬パトラシッシュと共に名画家ルーベンスの絵の前で息を引き取ってしまう・・・。
何とも救われない、やり切れない気持ちで終わりを迎える物語である。本場のオランダではなく、日本で人気が出て、その後にオランダで人気が出たという不思議な物語だ。
主人公のネロは最後に天使にパトラッシュと共に天国に連れて行かれるのだが、子供心に連れていくのが天使ではなく、ネロを迫害したことを後悔する件の名士とその娘にしてネロの親友であるアロアで、ネロとパトラッシュが死なずに済んだ方が良かったのに、と悲しい気持ちになったものだ。大人になった今でも、そのストーリーの方が後味がいいと思っている。
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mitu

おはようございます。
私も見ていました。
悲しいストーリーに泣けました。
by mitu (2008-12-16 07:50) 

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