仮説に重要な３つ

私は仮説には以下の３つが重要だと思っている。

①閃き
意外に思われるだろうか。それとも、何を今更と思われるだろうか。仮説には閃きが大切だ。
「これは上手くいくのではないか」「この現象はこういうことではないだろうか」という閃き。
分析により一つの理論を打ち立てることも大切だが、私は仮説には「閃き」が大切だと思っている。
②如何にその仮説に都合の悪い条件を打ち出せるか
これも重要だ。仮説に都合の良い条件だけで物事を考えると、誤謬を生み出しかねない。
条件付の理論には現象・現実を正しく把握する力が弱くなってしまう。
こでれもか、これでもか反論、反例を出して、それを打ち負かす仮説こそ、完璧に近いものだ。
③仮説を実現するために情熱を持って行動する力
一番重要なことだ。科学者・医者でもない限り、仮説を立てるのは現実の困難を克服するためで
あることが多いだろう。仮説を立ててそれで自己満足するだけでは絵に描いた餅だ。
仮説を実現するために情熱を持って行動することこそ重要だろう。

コメント 1

鋭い閃き　がビビッと頭の中を走るためには、日頃からアンテナを張って、周囲の動向を常に把握しておく必要がありますね。　結局は、日々の努力の積み重ね・・・のたまものなのでしょうか・・・
by hidechan (2009-05-20 17:52)