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TPP「来月にも加盟申請」 ウルグアイ大統領 牛肉など輸出拡大狙う [今日の日経記事から]

ウルグアイのラカジェポー大統領は29日、都内で日本経済新聞社の取材に応じ、「11月にも環太平洋経済連携協定(TPP)の加盟申請を行う」と語った。同国は牛肉など農畜産品が主要な輸出品目だが、アジア太平洋地域との貿易は中国を除けば少なく、輸出先の拡大を図りたい考えだ。

ラカジェポー大統領
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ラカジェポー大統領

TPPの加盟に向けて11月にも寄託国のニュージーランド(NZ)に申請書類を提出する計画という。ラカジェポー氏は「TPPの加盟国には我々が貿易を強化したい国が多い。市場の多様化につなげる」と述べた。

ウルグアイの輸出額は牛肉が最大で2021年は全体の21%を占めた。輸出先では中国が金額ベースで28%を占め最大で、ブラジルや欧州連合(EU)が続く。

TPPは多くの物品で関税を撤廃し、電子商取引や知的財産などの幅広い分野でルールを定める。ラカジェポー氏は「加盟に向けて厳しい条件をクリアする必要がある。独占禁止法や特許の分野での国内法の整理など準備を進めていきたい」と強調した。

ウルグアイは南米4カ国の関税同盟メルコスル(南米南部共同市場)に加盟する。同盟内の意見対立でメルコスルと域外国の自由貿易協定(FTA)が進まないことなどを背景に、ウルグアイは単独での貿易協定交渉を加速させてきた。ラカジェポー氏は「我々は小さな国だ。メルコスルの決定を待たずとも前進しなければならない」と主張した。

【所感】
果たしてウルグアイの申請は通るのだろうか。TPPのハードルはそれなりに高いと聞いているので
まずはそこが心配だ。
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