米企業は借りすぎか [今日の日経記事から]
米企業の債務が膨らんでいる。質の低い借り手も増え、「量」と「質」の両面から市場や当局の警戒を誘う。企業の資金調達をめぐる環境を「見える化」した指標は、IT(情報技術)バブルやリーマン・ショック前を超える過熱ぶりを示す。借金のしすぎが「次の危機」を招くのか。
「『サブプライム(危機)の再来だ』と言う人と『心配する必要はない』と言う人がいる。真相はその中間だろう」。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は5月、2008年のリーマン・ショックの元凶となった住宅のサブプライムローン(信用力の低い層への融資)問題にも触れつつ、企業債務の膨張に警鐘を鳴らした。
「信用(クレジット)サイクル」。企業金融は景気循環と影響し合いながら拡大と縮小を繰り返す。膨張した企業信用が近く収縮に向かうかもしれない。そんな懸念が当局や市場で広がっている。
サイクルを「見える化」できないか。国際通貨基金(IMF)は今年、米企業の資金調達や投資家の行動を示す18の指標を1つにまとめたデータをつくった。1980年以降の数値を振り分け、ピークなら「1」、最も低い値は「0」になるようにした。
過熱ぶりは一目瞭然だ。米信用サイクルは18年末にかけてITバブル期やリーマン・ショック前の住宅バブル時のピークを超えた。対象の指標をみると債務膨張や借り手の質の低下が目立つ。
長引く低金利で融資や投資の基準がゆるみ、財務体質の弱い企業にもマネーが流れ込んだ。将来の成長につながる設備投資だけでなく、M&A(合併・買収)や自社株買いといった使い道も目立つ。
質の低下は米国を代表する企業にも及ぶ。ゼネラル・エレクトリック(GE)は昨年、格付けが投資適格でも低い「トリプルB格」に下がった。AT&Tは20兆円近い負債を抱え、一時、投資不適格への引き下げも懸念された。
危うさは、信用力の低い企業への融資「レバレッジドローン」の膨張にも表れる。レバレッジ(借金比率)の高い企業に担保をとって貸す融資のことだ。投機的なM&Aの資金にも活発に利用され、19年1~3月にかけて融資額はリーマン前を上回った。より借金依存の高い企業が増え、貸し手を守るために設ける契約条件もゆるんでいる。
このローンを裏付けにしたCLO(ローン担保証券)と呼ぶ証券化商品が急増し、投信や年金を通じて個人マネーも高リスク企業に向かう。住宅バブル当時、サブプライムローンから組成した証券化商品が世界に散らばり、危機を深刻にした構図と重なる。
危機が目前に迫るわけではない。企業債務の国内総生産(GDP)比はリーマン前に並んだ程度。米上場企業は収益拡大が続き、借金返済の負担を利益で賄えない「ゾンビ企業」も減っている。
リスクは残る。景気や市場環境が暗転すれば、借金返済が滞り「景気後退を増幅させる」(IMF)。FRBが利上げを続けた18年末までは、企業の利払い負担が増えて信用収縮を招くと心配された。米中貿易戦争のなか利下げも視野に景気下支えを試みる現状では一転、企業信用の過熱を放置してしまうジレンマを抱える。経済成長を保ちつつ長年の金融緩和で膨らんだ「ゆがみ」をどう取り除くのか。軟着陸への道は険しい。
【所感】
危険とは決めつけられないが、どうにも不安が残る事態が進行中のようである。
「『サブプライム(危機)の再来だ』と言う人と『心配する必要はない』と言う人がいる。真相はその中間だろう」。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は5月、2008年のリーマン・ショックの元凶となった住宅のサブプライムローン(信用力の低い層への融資)問題にも触れつつ、企業債務の膨張に警鐘を鳴らした。
「信用(クレジット)サイクル」。企業金融は景気循環と影響し合いながら拡大と縮小を繰り返す。膨張した企業信用が近く収縮に向かうかもしれない。そんな懸念が当局や市場で広がっている。
サイクルを「見える化」できないか。国際通貨基金(IMF)は今年、米企業の資金調達や投資家の行動を示す18の指標を1つにまとめたデータをつくった。1980年以降の数値を振り分け、ピークなら「1」、最も低い値は「0」になるようにした。
過熱ぶりは一目瞭然だ。米信用サイクルは18年末にかけてITバブル期やリーマン・ショック前の住宅バブル時のピークを超えた。対象の指標をみると債務膨張や借り手の質の低下が目立つ。
長引く低金利で融資や投資の基準がゆるみ、財務体質の弱い企業にもマネーが流れ込んだ。将来の成長につながる設備投資だけでなく、M&A(合併・買収)や自社株買いといった使い道も目立つ。
質の低下は米国を代表する企業にも及ぶ。ゼネラル・エレクトリック(GE)は昨年、格付けが投資適格でも低い「トリプルB格」に下がった。AT&Tは20兆円近い負債を抱え、一時、投資不適格への引き下げも懸念された。
危うさは、信用力の低い企業への融資「レバレッジドローン」の膨張にも表れる。レバレッジ(借金比率)の高い企業に担保をとって貸す融資のことだ。投機的なM&Aの資金にも活発に利用され、19年1~3月にかけて融資額はリーマン前を上回った。より借金依存の高い企業が増え、貸し手を守るために設ける契約条件もゆるんでいる。
このローンを裏付けにしたCLO(ローン担保証券)と呼ぶ証券化商品が急増し、投信や年金を通じて個人マネーも高リスク企業に向かう。住宅バブル当時、サブプライムローンから組成した証券化商品が世界に散らばり、危機を深刻にした構図と重なる。
危機が目前に迫るわけではない。企業債務の国内総生産(GDP)比はリーマン前に並んだ程度。米上場企業は収益拡大が続き、借金返済の負担を利益で賄えない「ゾンビ企業」も減っている。
リスクは残る。景気や市場環境が暗転すれば、借金返済が滞り「景気後退を増幅させる」(IMF)。FRBが利上げを続けた18年末までは、企業の利払い負担が増えて信用収縮を招くと心配された。米中貿易戦争のなか利下げも視野に景気下支えを試みる現状では一転、企業信用の過熱を放置してしまうジレンマを抱える。経済成長を保ちつつ長年の金融緩和で膨らんだ「ゆがみ」をどう取り除くのか。軟着陸への道は険しい。
【所感】
危険とは決めつけられないが、どうにも不安が残る事態が進行中のようである。
教科書通りではあった馬謖 [三国志]
泣いて斬られた馬謖。
だが、彼の失敗は”一応は”教科書の教えを守ったものだった。
1.山越えは、谷沿いに進み、視界が開けた高みに陣取る。
2.将、軍に在りては君命をも受けざるところにあり。
この2つのセオリーを孔明の指示より優先した馬謖。
だが、残念だったのは、孔明の教えを最優先すべき局面だったこと。
中途半端な知識が彼の首を絞めた。実践派の劉備は馬謖の短所を見抜いており、
実践と理論のバランスが理論に偏重している馬謖の危うさを見抜いていたのかもしれない。
だが、彼の失敗は”一応は”教科書の教えを守ったものだった。
1.山越えは、谷沿いに進み、視界が開けた高みに陣取る。
2.将、軍に在りては君命をも受けざるところにあり。
この2つのセオリーを孔明の指示より優先した馬謖。
だが、残念だったのは、孔明の教えを最優先すべき局面だったこと。
中途半端な知識が彼の首を絞めた。実践派の劉備は馬謖の短所を見抜いており、
実践と理論のバランスが理論に偏重している馬謖の危うさを見抜いていたのかもしれない。
読書ご紹介その1183・・・「超訳 モンテーニュ 中庸の教え」 [読書]
著者は君主論のモンテーニュ。
自分なんて不完全でいいという教え。
状況は変えられないのだから自分を変えよう。
人生は喜びに満ちている。
中庸の教えは素晴らしい。
その教えをススメている一冊。
自分なんて不完全でいいという教え。
状況は変えられないのだから自分を変えよう。
人生は喜びに満ちている。
中庸の教えは素晴らしい。
その教えをススメている一冊。
読書ご紹介その1182・・・「図解すごいメモ。」(小西利行氏著) [読書]
メモの取り方に自信が無い私。
本書はとても参考になる、
未来の自分に伝えるつもりで書く。
記号を使う。吹き出しを使う。
メモの実例つきで参考にしやすい。
100ページ足らずで読みやすい。
本書はとても参考になる、
未来の自分に伝えるつもりで書く。
記号を使う。吹き出しを使う。
メモの実例つきで参考にしやすい。
100ページ足らずで読みやすい。
あと2回で挽回可能 [フィットネス]
今月3週目のイントラさんのシェイプエアロ。
今日は、先週苦戦した前半ブロックは、2カ所不完全。
中盤。そして終わりの部分。
後半ブロックはまずまず。
あと2回で挽回可能。
来週万全にして今月を綺麗にしめくくろう。
イントラさん有難うございました。
今日は、先週苦戦した前半ブロックは、2カ所不完全。
中盤。そして終わりの部分。
後半ブロックはまずまず。
あと2回で挽回可能。
来週万全にして今月を綺麗にしめくくろう。
イントラさん有難うございました。
耳を傾けよう。 [独り言]
傾聴と言う。
人の言葉によく耳を傾けよう。
自分の言いたいことだけを考えるのは危険。
コミュニケーションは聞く耳を持つことで成立する。
当たり前のようで実は出来ていない自らを省みて反省。
人の言葉によく耳を傾けよう。
自分の言いたいことだけを考えるのは危険。
コミュニケーションは聞く耳を持つことで成立する。
当たり前のようで実は出来ていない自らを省みて反省。
読書ご紹介その1181・・・「会社では教えてもらえない 残業ゼロの人の段取りのキホン」 [読書]
段取とは先を読んだ行動をすることだと主張する
著者。本書はその著者が段取の基本をわかりやすく説明し、どのような考えに基づき、どんな風に進めていくべきかを納得できるように展開している。
ぜひ参考にして段取がうまく出来るようにしたい。
著者。本書はその著者が段取の基本をわかりやすく説明し、どのような考えに基づき、どんな風に進めていくべきかを納得できるように展開している。
ぜひ参考にして段取がうまく出来るようにしたい。
人間の偉大さは恐怖に耐える誇り高き姿にある [独り言]
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で知ったプルスタルコスの言葉。
挫けそうな心が折れるのを辛うじて救う。
魔法の言葉だ。
挫けそうな心が折れるのを辛うじて救う。
魔法の言葉だ。
一分で何が出来るか考えよう。 [頑張れ私]
時間は作るもの。
わずか一分でも色々なことが出来る。
無意味にスマホを眺めるのではなく、有意義に時間を過ごそう。
明日は時の記念日にして私の誕生日。
改めて時間を大切に使うことを意識しよう。
わずか一分でも色々なことが出来る。
無意味にスマホを眺めるのではなく、有意義に時間を過ごそう。
明日は時の記念日にして私の誕生日。
改めて時間を大切に使うことを意識しよう。
良いと思ったことをやらないのは怠惰。 [頑張れ私]
良いと思ったこと、改善しようと”思ったこと”。
思っただけでやらないのは怠惰だ。
悪いことと知ったうえで悪事を行うことに似たようなこと。
良いと思ったことは実行しよう。そして、守っていこう。
思っただけでやらないのは怠惰だ。
悪いことと知ったうえで悪事を行うことに似たようなこと。
良いと思ったことは実行しよう。そして、守っていこう。
きっかけをつかむ [独り言]
ピンチに陥ったときや、閉塞感を感じるとき、状況を打破するためのきっかけを切望する。
どうすればいいのだろう?
ひたすら考える。人に意見を求める。
難しい!
きっかけをつかむコツなんて無いのかもしれない。
だが、考え抜けば、行動していれば何かをつかめるかもしれない。
少なくとも評論家を気取ったり、悲観論者になるよりは。
どうすればいいのだろう?
ひたすら考える。人に意見を求める。
難しい!
きっかけをつかむコツなんて無いのかもしれない。
だが、考え抜けば、行動していれば何かをつかめるかもしれない。
少なくとも評論家を気取ったり、悲観論者になるよりは。
それそれ一カ所ずつ [フィットネス]
2週目の日曜シェイプエアロ。
先週苦戦した一ブロック目。今日は、先週よりは改善。
ただし、一カ所、キック⇒ボールチェンジ⇒ボックスの部分がしっくりいかず。
後半ブロックもボールチェンジ部分が綺麗に出来ていない実感。
課題見えました。来週は難しくならなければ(笑)何とかなりそうです。
先週苦戦した一ブロック目。今日は、先週よりは改善。
ただし、一カ所、キック⇒ボールチェンジ⇒ボックスの部分がしっくりいかず。
後半ブロックもボールチェンジ部分が綺麗に出来ていない実感。
課題見えました。来週は難しくならなければ(笑)何とかなりそうです。
目の前の困難は修業と受け止める。 [頑張れ私]
枡野氏が著書で紹介していた禅の教え。
目の前の困難を悲観せず授業と受け止める。
言うのは簡単で受け止めるのは難しい。
だが、自分に起きることは自分にとって幸いであると考え、修業と受け止めることが
出来れば、積極的に取り組むことが出来そうだ。
そうしよう。
目の前の困難を悲観せず授業と受け止める。
言うのは簡単で受け止めるのは難しい。
だが、自分に起きることは自分にとって幸いであると考え、修業と受け止めることが
出来れば、積極的に取り組むことが出来そうだ。
そうしよう。
自分との約束 [頑張れ私]
自分との約束は破りやすい。
破っても人には知られないから。
だが・・・。
自分と約束が守れなければ他人と約束を守れるだろうか。
自分との約束を破るのは心の弱さ。
心の弱さを肯定してはいけない。
自分との約束だからこそ、しっかりと守ろう。
破っても人には知られないから。
だが・・・。
自分と約束が守れなければ他人と約束を守れるだろうか。
自分との約束を破るのは心の弱さ。
心の弱さを肯定してはいけない。
自分との約束だからこそ、しっかりと守ろう。
常に段取りを意識しよう。 [頑張れ私]
掛け声だけではなく、常に段取りを意識して動くことを心がけよう。
行き当たりばったりをやめよう。無駄が生じやすいうえに、自分ばかりではなく。
人を振り回すことになる。
スタートからゴールまでの最短距離を考えて、段取り良く動こう。
行き当たりばったりをやめよう。無駄が生じやすいうえに、自分ばかりではなく。
人を振り回すことになる。
スタートからゴールまでの最短距離を考えて、段取り良く動こう。